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今回、塗装工事開始から完了までの流れを紹介していきます。
これから塗装工事をお考えの方や塗装の工事中のお客様がいらっしゃると思います。現場で作業を行う際にはお客様に今日行った作業など帰りに説明していますが、次の工程が気になったり明日はどんな作業をするのか気にしているお客様も少なくありません。そんなお客様のために大まかに説明していきます。
工事が決まるとまず足場の設置を行います。家の大きさにもよりますが大体1日で完成することがほとんどです。
足場が完成すると高圧洗浄機で屋根・外壁などの洗浄を行います。塗装面をきれいに洗浄することで仕上がりがきれいになると共に塗膜の剥がれや劣化を防ぎます。洗浄作業も1日で作業は終了します。
洗浄が終了すると下地処理を行います。外壁にクラック(ひび割れ)や塗膜のはがれがある場合取り除いていきます。クラックにはコーキングを使いひび割れを埋めていきます。また、樋や鉄部の塗装の場合にはサンドペーパーやマジックロンを使用しケレンしていきます。細かい傷を付け塗料の密着を良くします。下地処理を行わず塗装してしまうとクラック部分から劣化し塗膜のはがれにつながります。屋根も同様に瓦の割れやひびなど細かくチェックしていきます。
下地処理の次に養生作業を行います。養生作業とは窓や冊子など塗装しない部分をテープとビニールが一体になった養生テープを使い隠していきます。養生作業を行うとご自宅の窓の開け閉めができなくなるので、ここだけはどうしても窓を開けたいというご用命があれば対応できますので、気軽にご相談ください。
養生をし塗装の準備ができると、屋根も外壁もまずシーラーやフィラー、プラーマーを使用し下塗り作業を行います。上塗り材と塗装面の密着を良くする効果があります。また塗装面が上塗り材を吸い込む恐れがあるため下塗り材であらかじめ吸い込ませます。塗料の吸い込みがあると仕上がりにむらができてしまうので下塗り作業は大事な工程の一つです。
上塗り作業は塗り残しやムラを防ぐため2回行います。刷毛とローラーを使用し作業を行っていきます。ローラーでの塗装作業の際に近くに車がある場合はカーシートを使い近隣の方の迷惑にならないように配慮しながら作業を行います。上塗り作業が終われば養生を剥がすことができます。
外壁・屋根の上塗り作業の後は雨樋や屋根板金・付帯物など細かい部分の塗装をしていきます。
最後はタッチアップを行います。塗り残しや違う色が飛散してついている箇所を探して直していきます。また養生を剥がした後きれいなラインが出ていない場合マスキングテープを使いライン出しをしていきます。丁寧に慎重にチェックをしていき漏れのないようにしていきます。
作業の工程は天候など家の大きさ工事期間などで多少変化する事がありますが、一つ一つの工程を丁寧に行っていきます。